第11回SMFフェスティバルに参加して
茨城県山岳連盟
(東御市出身)
Bコース1班班長 白石 忠男
SMFフェスティバルも回を重ね、はや11回になりました。参加者も益々増加してきました。SMFは7月の第1週ということで、いつも梅雨が開けそうな時期であり、当日まで天気図とにらめっこしていました。今年もきわどいかなと思いつながら、水戸から常磐道〜北関東道〜関越道〜上信越道〜長野道と高速道路を乗り継ぎ、安曇野へまっしぐら約350km遠路はるばるとノンストップで皆様とお会いしたいとの思いでハンドルを握りました。安曇野へは、20年前正月の常念岳登行・偵察で何回もきたことがありましたが、いつのまにか大変立派な施設がたくさんできておりびっくりしました。また、今年の大会では、久しぶりに茨城から複数参加それも6名何と素晴らしいことです。
1年ぶりに旧知の方々とお会いして懐かしくなりました。いいものですね。九州から東北と遠路から参加してくれた皆様一同集まり前夜祭が始まりました。坂口さんは今年82歳(?)とのこと、とても元気で、私もその年になるまで山に登れるかなと思いました。
全国から集まった方々と楽しいひと時は、旧知の方々が集まっての歓談、音楽文化集団の神谷さんの伴奏による歌の集い等和やかに催されました。
翌日は朝から曇り空、どうやら梅雨前線は上がらずに停滞している様子、ともかく常念岳、焼岳への登山は計画どうりで各自準備を整え、バスに乗り各登山口へ出発しました。私は焼岳登山の担当でしたので、新中の湯登山口までサラダ街道を一路沢渡方面に向かいました。新島々を過ぎて、釜トンネル入り口まではトンネルの連続でした。20年前まで、正月上高地に入山するために沢渡から釜トンネルを歩いて上高地へ入ったものです。新中の湯登山口へはつづら折りの道を上りました。新中の湯登山口は大変広く、多くの自動車が止まっていました。バスを降りて、登山の準備をして、私の担当する2班は出発する頃雨が強く降り始めましたので、雨具をつけて最初に出発しました。最初は樹林帯なので雨を感じなく、大汗をかいたので雨具を脱いで登りました。後ろを見ながら30分歩いて5分休憩のペースで急坂を越えるとベンチのある広場に着きました。天気が良いと焼岳が良く見えるのですが、今日は雨天のため、全然見えませんでした。ここからは、雪渓がでてきて高山らしくなり、また高山植物が現れ、心を和ませてくれました。稜線までは急坂でつづら折りを登り、稜線へ出ると強風で飛ばされるようでした。天気が良いと上高地、穂高岳、霞沢岳それに大正池がばっちりなのですが今日は残念でした。稜線から回り込み北峰の頂上に着きました。風、雨が強く頂上直下の風のない所で後発班を待ちました。しばらくして2班が頂上に着き、一緒に記念写真を撮りました。1班は全員の歩調が合わないようでした。下山を始め急坂を降りて、ベンチのある広場で他班を待ちました。全班の行動を確認して、新中の湯登山口に下山しました。下山予定時刻より1時間早くなったのでバスのお迎えを前倒しにしてもらい、山荘へ帰りました。翌日バスの運転手さんに聴いたのですが、私達のバスが中の湯トンネルを通過して10分位後、このトンネル内で交通事故があり、長時間交通止めがあったそうです。これも皆さんが頑張って登ったお陰です。感謝致します。夜は野外広場でバーべキュー、キャンプファイヤーと神谷さんの伴奏で楽しい歌を皆で楽しみました。キャンプファイヤーを囲みながらの大合唱は最高でした。
翌日の朝食は事務局特製のバイキングでした。最高でした。朝早くから準備をしてくれた皆様に感謝します。朝食後、国営アルプスあずみの公園に行きました。公園は大変大きくて、素晴らしいでした。紅葉の秋に来たいと思いました。
この素晴らしい第11回SMFフェスティバルの企画、運営に尽力を尽くしてくれた方々に多大な感謝を申し上げます。有難うございました。
話変わって、今年の秋、茨城で全日登山大会が開かれます。詳細は茨城県山岳連盟のHPを見て下さい。茨城県は長野県と比べると低い山しかありませんが、良い山と沢は沢山あります。皆様の期待を十分満足させるものと自負しております。皆様、茨城へようこそ、お待ちしております。
茨城山岳連盟ホームアドレス
http://www3.ocn.ne.jp/~iba-gaku/
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